大学入試で共通一次試験の新たな方法が見送りになった。
良い事だと思う。
共通一次試験は、
できるだけ簡単に実施ができることを目指して、
コンピュータ化をすることだ。
採点に時間を掛けたり、
受験生に負荷をかけるのは、
無駄なことだと考える。
大切なのは、
自分でチャレンジする対象がハッキリすれば良くて、
選択式でも十分判断ができる。
まぐれで合格しても、
それは良いのではないだろうか。
それよりも、
人がミスを犯すということを前提にして、
人手を介さない試験採点方式の方が公平だ。
教育の公平さ考えれば、
むしろ大学受験より前に必要なことを感じる。
早く学び、早く習得できる子どもと、
ゆっくり一つひとつ習得していく子供とが、
隣の席で学ぶのは難しい。
どちらに合わせてもどちらかに不満や不足が残る。
公平とは、
チャンスを公平に与えることであり、
席を隣にすることでは無い。
一人ひとりに合った教育方法が望まれる。
さらに、
学校での教育にはもっと時間をかけて、
自らが考えて学ぶ時間を取って欲しい、
これからはAIの時代が来る。
人は記憶より考える力が求められる。
記憶はAIが勝る。
それに対抗するのではなく、
むしろ、
AIにできないことを人としてできるように、
教育していくことが未来の地球を創ることになる。
もっと100年後、200年後の未来を考えて、
教育の在り方を考えていきたい。